産地:福井県福井市産
出荷時期(目安):春
セロリは薬味として、世界各国で使われてきました。
でも日本に入ってきたのはとても遅く、本格的に栽培されはじめたのは戦後になってからです。
なので、西洋の野菜だ、という意識がありますよね。
どうやって食べていいかわからない……わかります。その気持ち。
でもセロリは実は、せり科の植物です。
せり、といえば、日本独自の薬味として、七草がゆにも入っていますし、鍋にも使いますよね。
セロリは、せりと、とても似ているのです。
そういえばセロリという名前にセリ、って入っているのは、偶然でしょうか?
もうひとつ、似ている野菜があります。
同じせり科の植物である、三つ葉です。
三つ葉は、とても多くの和食に使われていますが、
この三つ葉と同じように、セロリは使うことができるのです。
味噌汁にしたり、豆腐の薬味にしたり、丼ものの薬味にしたり……。
とても美味しいので、ぜひやってみてください!
セロリの栄養価としては、やはり精神の安定作用でしょう。
セロリの香りが神経系統に働いて、イライラを抑えてくれたり、不眠を解消してくれる効果が期待できます。
また、このさわやかな香りが、食欲増進になったりします。
薬用植物として親しまれてきたんですね。
香りが強いのは茎よりも葉なので、新鮮なセロリが手に入ったら、葉をむしろ食べていきたいです。
逆に言えば、葉が食べられないようなセロリは、茎の部分も苦みが回っている場合があります。
セロリが苦手な方がいますが、鮮度劣化したセロリは、セロリ好きでも食べたくないものです。美味しくないですからね。
それなのに、鮮度劣化したセロリは結構出回っています。鮮度劣化しても茎の部分はあまり変化しないので、黙って販売してもバレないんです。
これを避けるためにも、葉が綺麗なセロリを選んでいきましょう。
セロリもまた、産地直送であることが、重要な意味がある野菜なのです。
加熱調理をすることで、甘みが生まれます。ぜひスープなどに!
トマトスープと相性がよく、いれるのといれないのとではかなりの差があります。
タコライスです。
炒めたセロリの風味が嬉しいお料理ですね。
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