top of page

八百屋さんから見た福井の風景。

更新日:2023年1月26日

こんにちは。八百屋テクテクです。

こちらの項目では、福井の景色を八百屋さん目線で紹介しています。

福井の四季折々の景色を通じて、美味しい野菜が育つ土壌を感じられるように、紹介しています。


紹介しております景色は、すべて入場無料で見たり入ったりすることができる場所です。

福井を観光する材料としても活用してもらえたら嬉しいです。




大野市 越前おおの結楽座

福井の水の綺麗さを感じたいなら、春や夏の天気のいい日に大野市に行くのをおすすめします。

空の青さを、大野の清流が映えさせてくれるからです。

大野市は、水をテーマに街づくりを行っており、市内の至る所で水の美しさを楽しむことができます。その中でも最初に目指して欲しいのが、この「越前おおの結楽座」です。大野城が目の前ですし、駐車スペースも広く、七間朝市などの観光スポットにも足を延ばしやすい位置にあります。

越前おおの結楽座自体も、普通に綺麗な場所です。水のほとりでしばし休憩をして、運転の疲れを癒してから出発してもいいでしょう。

この大野市のありとあらゆる場所から湧き出る水が、九頭竜川の水となり、福井平野を潤しています。






大野市 牛ケ原駅

芝桜の季節には、大野の水田沿いに植えられた芝桜を楽しむことができます。どこまでも広がる水田の青さと、その間を走る芝桜のコントラストは、目にも痛いほどです。山間には山桃も植樹されていて、一年の中でもっとも華やかな景色となります。

冬は一転、真っ白な雪に覆われます。大野に降る冷たい雪は、雪解け水として山河や田畑を潤してくれるのと同時に、夏の間に土壌の中に増えた有害な微生物たちを殺菌消毒してくれる働きがあります。大野の農産物が特に美味しいのは、毎年の積雪によるところが大きいでしょう。




勝山市北谷町

勝山市北谷町から、石川県の手取湖に抜ける山道は、緑以外なにもありません。深い緑に包まれるなら、北谷町がおすすめです。




あわら市 刈安山

刈安山は、石川県と福井県の県境にある山です。あわら市一帯の田畑を潤す水は、この山のものです。春先には、道端で野生のフキや、フキノトウを鑑賞することができます。





あわら市 風羽里展望台

あわら市の観光拠点の一つです。夏には一面のひまわりが並びます。展望台から、ひまわりと風車、そして北方湖が一望できます。あわら市の名産品である、とみつ金時の生産地も近く、観光地と発電、そして農産地と、複数の顔がある場所です。




坂井市三国町下野 九頭竜川沿い

九頭竜川と田園が堤防で仕切られ、その中心に水の神様を祀った白山神社があります。当時は、水の神様を祀ることで、米や麦を手に入れることができていたのでしょう。その古い面影を感じることができます。




坂井市三国町 三里浜緩衝緑地

三里浜の丘に設けられた緑地です。強い海風から住宅と田畑を守るための緑地ですが、風も少なくたいへん静かな空間で、植林の間を歩けるよう整備されています。住宅からも近いので気軽に眼と耳の保養ができます。





坂井市三国町 三国港駅

嶺北地方を東西南北に走る、えちぜん鉄道の三国芦原線の終点です。高低差のある土地に、レトロな駅舎、歩道橋と、映える要素満載の駅です。駅の道を挟んで向こうは港になっており、すぐ海があります。何度散策しても、飽きずに楽しめます。





坂井市三国町 荒磯遊歩道の駐車場

荒磯遊歩道の駐車場は、水面とは少し高く、崖の上に位置しているため、日本海に沈む夕陽を眺めるには絶好です。駐車場に駐車をすることを目的として出かけてみるのもいいですね。もちろん、遊歩道も楽しいですが、アップダウンが激しいうえに足場があまりよろしくないので、冬場など足元が悪くなる時期にはおすすめできません。




坂井市三国町 雄島

雄島側から眺める、三国町の港町です。心霊スポットとして有名な雄島ですが、その理屈でいうなら、雄島側から見た陸地は生命力溢れるスポットといえるでしょう。赤い橋の下は雄島を迂回してやってくる波同士がぶち当たり、はじける場所になります。荒れた日は轟音が聞こえます。私たち動物の先祖である有機物は、地球の荒波の中で誕生したとされていますが、もしかしたらそれは、雄島の橋の下にあたる部分だったかもしれません。





坂井市三国町 なかよしとんがり牧場

県が運営する観光牧場で、入場料はかかりません。小高い丘の上にあるので、見晴らしがいいです。三国町と、隣接するあわら市の自然を満喫することができます。




坂井市春江町 ゆりの里公園

名前の通り、ゆりの里です。6月のシーズン中は、色とりどりの百合の花を楽しむことができます。また5月にはバラも楽しめます。単なる公園にとどまらず、水に関するモニュメントや解説などの仕掛けも多数あるので、観光だけでなく、農業を深く知る上でも重要な場所だと思います。




吉田郡永平寺町 永平寺

えちぜん鉄道は単線ですが、永平寺口駅は線路が多く、ラッセル車も停車することができます。この駅より南にいくと、福井県嶺北の農業用水拠点である、鳴鹿大堰があります。福井の人口密集地からは少し離れた、一見目立たない場所ですが、だからこそ、鉄道や水路の重要な拠点として活躍しています。




福井市白方町 

春には一面の麦、秋には一面の稲を鑑賞することができます。麦と稲が実る頃には、空、山、大地すべてが金色に染まる、圧倒的な瞬間があります。田園風景は福井平野、坂井平野にいくつもありますが、白方町付近は交通が少なく特に空気が澄んでいるため、夕暮れの空の染まり方が綺麗で、太陽が大きく見えたりします。




福井市高屋町 北庄変電所

高屋町には、北陸電力の巨大な変電所である、「北庄変電所」があります。福井城は、柴田勝家が所有者の頃は北庄城(きたのしょう)といい、この変電所の名前もまた、きたのしょうと呼ぶそうです。山のふもとまで続く平らな田園に、巨大な鉄塔群が出現します。




福井市 一乗谷朝倉氏遺跡

朝倉氏遺跡は、戦国時代に福井一帯を支配していた朝倉氏の居城です。織田信長に焼き討ちされて灰燼となり、それ以降は新たな発展もしなかったために、豊かな新緑に覆われた場所となっています。新緑の中を散策しながら、遺跡を巡ることになります。




福井市中央 福井駅前

農産物は作って終わりではなく、消費者の手に渡ってはじめて意味があります。福井の農産物をPRする場として、福井駅前でマルシェが定期的に行われています。




鯖江市 西山公園

5月のつつじ祭り会場となる西山公園です。西山公園は、桜、つつじ、もみじ、クリスマスライトアップと、四季ごとにいろんな顔を見せてくれます。

つつじの開花は桜と同様、毎年気まぐれで、祭りの開催時期に合わせて観に行こうとすると、適切な開花時期を逃してしまう場合があります。逃したくない場合は、暦よりも、開花予想を参考にしましょう。




鯖江市舟枝町

4月頃に開催される「さばえ菜花まつり」の会場となっている田園です。まつりの期間中でなくても、その前後でしたら菜花を楽しむことができます。




越前市 花筐公園

花筐(はながたみ)といいます。文字通り、桜と紅葉の名スポットですが、シーズン外でも、その荘厳な自然を眺めることができます。また付近には「皇子ケ池の水」があります。継体天皇の子供二人の産湯に使われたという伝説の水場なのですが、継体天皇は福井の各地に、水にまつわる伝説をいくつも残しています。それだけ、福井と水は、切っても切れない関係にあるといえるでしょう。




三方上中郡若狭町 熊川宿

鯖街道にある昔の宿場町です。今はその街並みをリノベーションして、コーヒー屋さんなどいろいろなお店があります。例えばこちらのソルズコーヒーさんの内部では、巨大な梁が使われており、当時の建築技術の高さを伺うことができます。建築に詳しい人などが、この梁を見たさに訪れるそうです。このように、昔からある優れたモノは福井にまだまだ存在しており、それを活かすことが大切だと気付かされる場所です。




閲覧数:418回

最新記事

すべて表示

Commentaires


bottom of page