top of page

ほくりくアイドル部定期公演2026年2月22日(日)福井ハピリンホール

  • 2月23日
  • 読了時間: 23分

こんにちは。八百屋テクテクです。

今回は、2026年2月22日(日)に行われた、ほくりくアイドル部の福井公演の様子をレポートしていきたいと思います。

この公演、チケットが発売されてから完売するまで、めっちゃ早かった印象があります。通常だと、チケットの販売数に余裕がある場合もまあまあ見かけることがあり、アイドルの子たちが公演会直前まで「チケットあるんで来てくださーい」というアナウンスをしているのです。それでじりじりと席が埋まっていき、最終的に完売になる感じです。でも今回の福井公演は早かったです。残り僅か、というSNS投稿を見かけて、私も慌てて申し込みをしました。次の日には完売しておりました。私がほくりくアイドル部を知った7年前と比べて、福井の人にも確実に浸透してきている雰囲気を感じます。ハピリンホールを埋め尽くす熱気の、質と量が上がっている気がしています。


そんな熱気に溢れた公演の感想ですけど、最初に申し上げておきますが、言いたい事を描き出そうとするとキリがないんです。このブログを見に来てくれているアナタ、ただの八百屋のオンチャンのくどくど話に、延々と割いてくれる時間的余裕があるでしょうか? 私がこの公演で感じた彼女たちの魅力の大きさ、その構造の厚さを表現するためには、多くの文字が必要であり、その文字たちは決して圧縮してコンパクトにすることができない分野のものなのです。スマートに要点だけをまとめて……なんてことができないのです。

なので、このブログは長くはなります。でもそれは私の表現力のせいではありません。ひとえに彼女たちの魅力のせいです。アナタがもし、同じ日にこの公演を眺めていた、ほくりくアイドル部のファンであるならば、きっと理解してくれると思います。どうぞ時短は諦めて、一旦コーヒーと茶菓子でも用意して、私のブログにどうぞお付き合いくださいませ。



南葵さん

最初に紹介したいのは、南葵さんです。

南葵さんは、いちご姫と自己紹介しておりますとおり、ミスいちごに選ばれたことのある人なのです。この一事だけでも、八百屋さんたる私にとっては主人公みたいなもんじゃありませんか。「アナタが応援するべき人は~? ドコドコドコドコ……この人です!」と神様が指名してきたようなものです。ミスいちごは、イチゴ消費の普及に取り組むというコンセプトなんですけど、それは八百屋さんと目指している方向が同じなのです。石川はイチゴ栽培の生産拡大に取り組んでいるだけでなく、独自のイチゴ品種を開発している、いわば北陸の新たなイチゴ拠点として注目されているのです。ここに葵さんという魅力的な旗印を擁立することで、生産から販売まですべてがうまく回転していき、結果イチゴ農家さんはもちろん、イチゴを食べる老若男女すべての人類が幸せになる流れになるわけです。なので私は八百屋さんの使命として、旗印たる葵さんを大プッシュしていかなければなりません。これは、職業倫理に基づく義務なのです。もしかすると私の、南葵さんに対する一極集中すぎる愛情は、愛の独占禁止法に違反しているレベルかもしれません。でもそれを恐れてブレーキをかけようものなら、本来独占禁止法を取り締まる側であるはずの公正取引委員会さえも「お前の愛はそれでいいんかい?」って私のハンドルを奪い、アクセルをベタ踏みすることでしょう。八百屋さんの、いちご姫に対する愛情は、国さえも認めるものなのです。たぶんね。


もちろん、南葵さんの持ち味は、いちご姫というだけではありません。むしろ彼女の真価からすれば、いちご姫というのは、単なる小さなギミックにすぎないのです。小さくなってしまうのです。

この日の公演会にて、南葵さんはセンターに立ち、ある場面でMCを務めました。彼女の、これからの公演会に対する、長い長い思いの丈を語る場面です。彼女はいままで、誰かの引き立て役になれればいいと、そんな風に考えていたようです。確かに、キャプテンが立派にキャプテンを務めてくれているし、前に出たい、目立ちたい子たちも沢山います。そんなメンバーたちの活躍を彼女は横目で見ながら、どこか遠慮していました。私が今まで見てきたステージ上では、そう感じていました。

彼女は、努力ができる人だと思うのです。踊りに表現を乗せる技術もあるし、激しい動きでも正確に綺麗にこなすことができます。そこまで高められることができる人なのです。またビジュアルも個人的にはめっちゃ好きです。芸能人とかあんまり詳しくないので説得力ないかもしれませんけど、たぶん私が今まで見てきたお顔の中では、一番いい顔のつくりだと思っています。

そんな彼女が、引き立て役に終始していた……これは勿体ない話ではありませんか。札束に火をつけて灯にしているようなものです。彼女はこれまで、彼女自身の使い方を誤っていたのです。

でも今日は、今までの、引き立て役としての彼女に終止符を打った日でした。今日は彼女にとって、歴史が動いた日なのです。

彼女はステージの中央に立ち、皆がいる前で、泣きながら誓いました。めちゃくちゃ怖かったと思います。言葉を何度も詰まらせながらも、それでも前に進むために勇気を見せてくれました。アイドルとして必要なものは、彼女にすでに備わっています。また彼女を支えてくれるファンも大勢います。たったひとつ、彼女の中で足りなかったものが、前に進む勇気でした。今日はそれを克服したのです。

これからは、本気の本気の南葵さんが見れるのです。リザードンVMAXに進化した、南葵さんの活躍が見れるのです。

メンバー全員に背中の後ろで支えてもらいながら、堂々と中央に立って、まっすぐ突き進んでいく南葵さんの姿。アイドルの後輩たちだけでなく、アイドルを目指そうとしている子たち、北陸にいるすべての人たちの憧れと勇気になれるよう、みずから先頭に立って突き進んでいくのです。

どうですか。南葵さん、めっちゃ主人公じゃないですか? これ以上ないくらい、主人公だと思います。



西村萌花さん

とはいえ、新たな主人公が北陸の地に誕生しました、めでたしめでたし。で終わりにするには、あまりにも勿体ない公演内容だったと思うのです。今回の公演には、そのぐらい沢山の魅力が詰まっておりました。

スラムダンクっていう作品を知っていますか。主人公は赤髪の元不良で天才バスケットマン、桜木花道なんですけど、この作品には魅力的なキャラクター、場面がめちゃくちゃ多いんですよね。流川楓は女性人気ナンバーワンでしたし、三井寿の「安西先生…バスケがしたいです」はあまりにも有名なセリフです。またこの頃のバスケットボールプレーヤーは、ほとんど全員仙道彰の髪型にしたことがあったはずです。これらのことを踏まえると、スラムダンクの説明をする場合、主人公の活躍だけに焦点を当てて紹介したのでは、あまりにも説明不足ということになるではありませんか。この日の公演内容もまた、同じなのです。

西村萌花さんは、デビューした時からキャラクターが完成されていました。今でもそのスタイルを頑なに貫いています。


もえもえぴーっぴ/◝✩


っていうのが、彼女の合言葉です。デビューした直後から彼女の虜になるファンが大勢いました。みんな、彼女のかわいい唇から発するこの言葉に、心臓を狙い撃ちにされてしまったのです。

しかしながら、私は、といえば、そりゃもう人生いろいろ経験した大人なので、そういうのに感化されるだけの、みずみずしい感性を持ちあわせておりませんでした。そう言われても戸惑うか、苦笑いするぐらいしか、できなかったのです。

「ふっ。大人には通用しないぞ!」と心に分厚いバリアを張ることで、萌花ちゃんの魔法を長年にわたって、はじきつづけてしまっていたわけです。だって分厚いバリアは、大人には必要不可欠なものですから。このバリアは、凍てつく冬のような過酷な現代社会において、自分の心を護ってくれる大事な役割をしているのです。

そう。誰もが現代社会において、寒がっているのです。バリア越しに伝わってくる底冷えするような冷気で、心は氷のように冷え切っているけれど、これ以上寒くならないよう、断熱しているのです。その断熱されたバリアの外で、熱く燃えようとしている人を眺めては、冷笑しているのです。「バカめ、お前もきっとそのうち、氷漬けになるぞ。そうなってはじめて、燃えようとイキっていたのを後悔するだろう。ざまあみろ」と。

私としては、燃えようとしている人を応援しようとは思っていましたが、かといって彼女の魔法にかかって、「うわーっやられたー!」というところまでには至っておりませんでした。そのくらいの感性と距離感で、彼女の活躍を遠目に眺めていたのです。

彼女は私の気持ちを知ってか知らずか、SNS越しに毎日のように、その言葉を投げかけてきます。いや、そりゃ私がフォローしているんだから、彼女の言葉が目に入ってくるのは当然の話です。彼女は別に私に向かって言っているわけではないのです。とはいえ、私のような冷笑気味な大人全般に対しても、この魔法を使ってくれているんだろうな、という気がしています。私の心にある、分厚いバリアに対して、


もえもえぴーっぴ/◝✩

もえもえぴーっぴ/◝✩


と何度も何度もどついてくるのです。彼女は、その語尾についている鈍器のような棒を両手で持って、全身のバネを使って大きく振りかぶり、バァーンバァーンと叩きます。数年かけたこの打撃は、ようやく私の心のバリアを木っ端みじんに砕きました。菊池寛の短編小説「恩讐の彼方に」みたいな話ですね。

でもバリアを砕いてもなお、彼女は同じように棍棒を振りかぶり、生身となった私の頭上に勢いよく振り下ろしてきます。


もえもえぴーっぴ/◝✩

もえもえぴーっぴ/◝✩


ゴーンゴーン、と振り下ろされた鈍器は、頭蓋骨に染みわたります。私は彼女のSNS投稿を眺めるたびに、こう呟くのです。「うわーっやられたー!」と。


この破壊力は、公演会で、なまで目撃してこそ、本当の力がわかるのです。

前回の公演会からだいぶ時間が空いてしまったのですけれども、久しぶりに眺めた西村萌花さんは、表情に富んでいました。だいぶ大人びていました。前回までは、周りの大人から与えられた役割を忠実にこなすのに一生懸命だったような気がします。でも今回は、自分の意思でステージに立っているような感じがしました。人間としての段階をいくつも経たような気がします。

この段階になると、ある種の迷いや悩みが沢山生じてくるんですよね。迷ったり悩んだりしているのがわかるぐらい、パフォーマンスに現れている子も、過去に見かけたことがありました。いやアイドルとして活動してる子だけではなく、みんな似たようなものを抱えだしているはずです。勉強とか部活とかで、悩んで本来の実力を発揮できない人、多いと思います。心が弱くなったり、自信がなくなったり、してくるものなのです。でもそれは人間的にダメになるというわけでなく、むしろ逆で、よい成長のための途中なんですよね。迷ったり悩んだりする中で、ひとは強くなれるのです。

今の西村萌花さんがどの段階にいるのかは、遠くでみているだけの私にはわかりません。迷いや悩みがあるのかも、本当はわかりません。

でも、本当にいい方向に向かっていっているのだけは、確かにわかります。表情も豊かだったし、表現の幅も大きく広がっています。もし近い将来に、何か大きな壁が現れたとしても、その手にした棍棒でぶち破っていけばいいのです。彼女には、それをできるだけの突破力が備わっています。私の分厚いバリアを数年越しに破ったのですから。

とにかく、西村萌花さんからはこの公演を通じて、言葉を魔法にする才能と、確かな成長を感じることができたというわけです。その心に秘めた熱い魔法のパワーで、これからも北陸のみんなの心にあるバリアを、片っ端から粉砕していってほしいですね。



渡辺萌叶さん

才能とは、ある時、何者かに宿るものなのだそうです。

軍才なんかは、その代表例だそうです。学校でお勉強したりすることで、ある程度までは身につけることができるんですけど、でもそこから先は、才能の領域になります。私たちは最先端の、科学技術モリモリの現代教育を受けましたが、大軍を率いたジャンヌ・ダルクやナポレオンの対処は、誰にもできないでしょう。

渡辺萌叶さんには、才能が備わっています。なんの才能かと問われると、とても難しいのですが、あえて申せば「神経」の才能だと思います。

運動ができる人を言い表す時に「運動神経がいいね」なんて言ったりします。よく表現された言葉だと思います。運動神経がいいって、筋力が強いのとは違うんですよね。思った通りの場所にボールを投げる能力、軸足でくるくると身体を回転させる能力、自転車に乗る能力……これらは、ただ単に筋肉を鍛えればどうにかなるものではないんですよね。筋力とは別に、自分の思うように身体を動かす能力が必要になってくるんです。この能力を鍛えるのって、実はすごく難しいんです。だって、どうすればいいのかわからないのですから。

例えば自転車に乗るとき、普通なら何回も転んで練習して、やっとできるようになるのだと思います。でも多分、萌叶さんは、乗りこなすのが早いと思います。自分がイメージした通りの身体の動きを、自分の身体が忠実に再現してくれるからです。遠くから見ているとその才能を感じますし、たぶん訓練も日常的に自然とできているんじゃないかなと思えるのです。

陸上競技の、十種競技元日本チャンピオンである武井壮さんは、もともと自分の身体を思ったとおりに動かすことができなかったそうです。腕を横にまっすぐ伸ばしたつもりでも、ちょっと下方にずれていたり。ほんの些細なズレなんですけど、これが大きな結果に繋がるので、訓練してだんだん修正していったそうです。

そういう意味では、渡辺萌叶さんの身体には、武井壮さんよりも早い段階で才能が備わったのだと、見ることができます。体表の薄いところまで、細かく神経を張り巡らせることができるのだと思います。普通の人が手を伸ばそうとした場合、気にするのは指と肘と肩の3か所ぐらいです。それで手はまっすぐ伸びます。でも彼女の場合は、この3か所に加えて、手首や親指の付け根、指の関節、腕の筋肉の筋など、動かせる部位全てに指令を下しています。10か所とか15か所とか、他の人より動かそうとする場所が、動かせる場所が多いのです。

それに気が付いたのは、彼女の肩から上の動きです。身体で一番重たい頭部を、自由自在にグリングリン動かして見せています。激しいパフォーマンス中にこの動きができるのは、身体のあちこちを繊細に移動させて、絶妙なバランスをとる必要があります。これは、誰もができることではありません。誰もがイナバウアーをできるようにならないのと同じことです。

この、自由自在かつ繊細に、身体を動かすことのできる才能は、表現力において圧倒的有利です。彼女は、他の人ができない領域まで踏み込むことができるのです。この領域のものを魅せつけることができれば、誰もが彼女に酔いしれることでしょう。それだけの力を秘めているのです。

この公演会の前日、彼女は足首ひねっちゃったらしいです。なので足を負傷してのステージだったのですが、どっちの足を負傷したのか、正直まったくわかりませんでした。普通なら負傷したほうをかばうような動きになるはずなんですけど、どっちの足も遠慮なく振り上げて、力強く床に落としています。そう見えます。これも、上手に身体を動かすことのできる彼女ならではの、衝撃を外に逃がす技術の一環なのかもしれません。


さて、彼女の才能は「神経」と申しましたが、これは何も運動神経に限ったことではありません。思考や言語に関する神経についても、同じことが言えそうです。運動神経がいい人は、だいたい頭もいいんですよね。これはどちらも「神経」の才能があるということで、繋がっているわけです。

SNSの投稿からみる彼女は、あらゆる方向に気配りができています。投稿の内容から、最初は大人が監督推敲しているんだろうなと思っていました。年齢的はあり得ないほど、繊細な気配りができていたからです。出来過ぎていたのです。

でも公演会にて、なまの彼女が動いたり、しゃべったりしている姿を眺めて、これは本物だと思いました。運動神経と同じく、本物の、完璧な言語能力が、まだ年若い少女の頭の中に備わっている。それを理解した瞬間、同時に驚愕しました。四十年ほどの人生の中で培われた私の常識では、あり得ないことだったからです。

渡辺萌叶さんという、奇跡みたいな存在。それをこの公演で目撃したのです。



林風奈さん

あ~今日も風奈ちゃんかわいかったな~ってルンルンでブログ書こうとしたんですけど、SNSを見たらレギュラーメンバーとしては活動をしばらくお休みしていたみたいで。

前回私がほくりくアイドル部の公演を観たのは、2024年11月の中新さんの誕生日をお祝いした時でした。ずーっと活動していたように思えたので特に感じなかったんですけど、実は復活の公演だったのですね。いやいや今日って風奈ちゃんにとって、めっちゃ大事な公演じゃないですか。そういうことはもっと早く言ってよね! ちゃんと情報追えって? どうもすみません。

そういえば最後のアンコールの陣形、なんか違和感ありました。あれは風奈ちゃんがセンターにいて、はじめてパズルのピースがバッチリはまるような曲なんですよね。今日の風奈ちゃんを見ていると「おいおい何を遠慮しているんだよ、もっと前に来てよ、君の長い手足はセンターでぶんぶん振り回してこそ、光るもんだろう」と言いたくなります。なりますよねぇ?

さっきスラムダンクの話をしたんですけど、登場人物のひとりである、魚住純っていうセンターの話をしてもいいですか。彼はずば抜けて大きな体格の持ち主でしたが、基礎力が全然ありませんでした。監督には練習で毎日怒られ、先輩から「ただでかいだけ」と陰口をたたかれていました。魚住君は耐えられなくなり、田岡監督に「もうやめたい」と伝えるのです。

それに対して田岡監督が言った名ゼリフがあります。

「でかいだけ? 結構じゃないか 体力や技術は身につけさすことはできる。だかお前をでかくすることはできない。たとえ俺がどんな名コーチでもな。立派な才能だ」

スラムダンクの読者のほとんどは、ここで号泣したはずです。

中新さんは私とまったく同年代なので、この話は絶対知ってると思うんですよね。風奈ちゃんの手足の重要さにも、当然気が付いていると思うんです。

ましてや、風奈ちゃんはこの魚住君と同じく、競技こそ違うけど名センターに成長しているのです。全国狙うなら、名センターは必要だと思いませんか?

まあ何があったのかはわからないので外野がアレコレ言うのもアレなんですけど、でもまあ復活したならば、ゆくゆくはそういう日も来ることを期待してもいいということだと思います。それを期待しております。その日がくるまで風奈ちゃんもめげずに頑張ってください。応援しております。



土井颯愛さん

え、このペースでやってたら、100年経ってもブログ書き終わらないような気がしているんですけど大丈夫ですか?

公演会にいくことで、初めてその良さがわかるって人、いると思います。私にとって土井颯愛さんが、そのひとりでした。もっとも今は、土井颯愛さんといえば魂心屋の上司さんとのショート動画がバズり散らかしているので、露出が増えたのもあり、そんな感じではなくなっているのかもしれません。

でも颯愛さんのパフォーマンス、めっちゃ素敵なんですよ。綺麗、のひとことです。

みなさんは、ほくりくアイドル部って、何がきっかけでファンになるのでしょう? 私たちスピッツファンはもちろんCDなんですけど、今の若い子だったらYouTubeとかのMVになると思います。ほくりくアイドル部の公式チャンネルにもMVがアップロードされていますが、それを観てファンになるなんて方、おりますでしょうか。スピッツとは事情が違い過ぎるので、なかなか同列には扱えないですよね。

まあでも無理矢理当てはめちゃうんですけど、例えばスピッツの場合、ボーカルの草野マサムネが知名度ダントツで、当然ながらマサムネさんのファンが一番多いんです。スピッツといえば草野マサムネ、これは疑いようのない事実です。ところが、いざライブに来るようなコアなファン同士ともなると、状況は一変します。ベースの田村のステージ上でのパフォーマンス、三輪テツヤの織り成すギターサウンド、ドラム崎山龍男の色気。これらにすっかり魅了され、人気はだいたい4等分されます。むしろマサムネさんの話題をきくことの方が少ないぐらいにまでなります。そのぐらい、CDとライブでは得るものが違うということです。

ほくりくアイドル部に話を戻すと、MVでは山崎真央さんや有松来未さんの声が特に聴こえてきます。私は特に有松来未さんの声が好きで、楽曲においては、彼女が一番の要になっているんじゃないかなと思います。めっちゃ綺麗に声がでています。

でもいざ公演会に来てみると、土井颯愛さんのパフォーマンスに視線が奪われます。残念ながら私の目玉は2つしかないので、どうしてもひとりの方に視線を集中せざるをえません。自然と、美しいものに引き寄せられていきます。それが土井颯愛さんです。こうなると視線だけでなく、六感すべてが引き寄せられます。響いてくる音の中から、彼女の声を探し出し、また彼女のステップが揺らす振動を、どうにか感じようとします。私は彼女に釘付けになるわけです。これが結構楽しいんです。勘違いかもしれませんが、なんとなくわかるようになるんです。


これまで、勇気、魔法、才能、体格…に焦点にあてて、それぞれ語ってきましたけれども、さて土井颯愛さんが秀でているものって、何でしょう。結論から言うと、私にもよくわかっていません。美しさ、は確かにあると思いますが、どういった種類の美しさであるかは、よく書き表すことができないのです。彼女の本来の美しさに、情熱とか経験とか、そういうのが複合的に混ざり合うことで、魅力になっているのだとは想像できます。でも、そう簡単には断定することはできません。

スピッツの魅力はこうだ、と音楽ライターなどがたびたび記事にしていますが、そのたびにファンに非難されています。ようは、記事の内容が浅いのです。ロビンソンだけを聴いた感想を語っているようなものです。楽曲全体からすれば、ロビンソンにはスピッツの魅力の300分の1しか、詰まっていないのです。同じように、土井颯愛さんの魅力は、もっと深いところにあるような気がするんです。私たちを、これほどまでに魅了する何かが。探っても探りきれないものかもしれませんけれど、それでも公演会に通い続けることで、見えてくるものがあるかもしれません。

とりあえず今のところは、すごくいい、ということだけわかっている、ということです。



松井祐香里さん

逆に、というのもなんですけど、松井祐香里さんの魅力は、誰もが知っているとおりです。彼女ほどわかりやすいひとはいないと思います。彼女の一挙手一投足に、彼女の性格と主張が現れているからです。

彼女はよく、トンチンカンなことを言います。

今日のMCにて、後輩たちが「1万再生を達成した楽曲の、次回の再生数目標を設定しよう」と話をしている場面がありました。このMVを収録する際に撮りためた未公開の写真やら動画があるので、達成をしたら公開をします、と。この場合、まあまあ達成しそうな目標を探るのがセオリーとなります。未公開にしておくのは、もったいないですからね。後輩たちは、「2万にしようか」と妥当な線を提案しました。

そこに口を挟んだ祐香里さん。「え、でも1の次は10じゃん。10万再生にしよう!」と、たぶんそういうこと何も考えずに、思ったことを口にしました。

ここは楽屋じゃないんだぞ、と後輩たちは思ったことでしょう。10個の饅頭をやっと食べきった人の次の目標を100個にするようなものです。

とはいえ。このやりとりは、祐香里さんの性格と主張を、よく表したものだと言えるでしょう。高いハードルを越えたい。そのために挑戦したい。そんな思いがあります。

会社であれ部活であれ、何か特定の目標に向かって活動をしている時というのは、だいたい現状維持に落ち着きたいものなのです。世の中の会社の大体が、そこそこの規模に留まっているのはそのためです。去年インターハイにギリギリの成績で出場できたとしたら、今年の目標もまたインターハイ出場となります。優勝ではありません。なぜか。現実的ではない、と普通は思うからです。

だからこそ、それでも成長していく組織には、現状とか現実とか、そういうものを考えず、トンチンカンなことを言い出す人が必要なのです。無謀なことを言って周りから顰蹙を買って、それでもこれをやりたいんだと突っ走るだけの力。まわりを全員引っ張って、バカにされながらも進みたい方向にズンズン進んでいく力。そういうものが必要になってきます。

トンチンカン、はかっこよくないので、ここでは夢、と言い換えましょうか。

祐香里さんには大きな夢があります。夢があるので、未達だった時に悔しい想いをします。今回の別のMCにて、アイドルフェス(だったかな?)は自分たちが主催であるにもかかわらず、会場が埋まらなかったことで、悔しい想いをしました、と胸の内をさらしました。本来なら、フェスとして形になっただけでも満足してもいいはずなんですけど、祐香里さんは満足できなかったんです。インターハイ初出場の例で言うなら、出場できただけで喜ぶ人と、全然勝てずに悔しがる人の違いです。次の結果につながりそうなのは、悔しがっている人なんですよね。

とにかく、長い目でみれば、ほくりくアイドル部の知名度も規模も大きくなり続けています。北陸の中では、名実ともに最高のアイドルグループになっていると思います。これはひとえに、祐香里さんが夢を追い続けてきた結果だと言えるでしょう。


ところで、ブログのサムネにもありますとおり、特典会にはじめて参加したんですよ。

今回の福井公演のチケット代が3,500円で、特典会が4,000円。祐香里さん以外は3,500円でした。

スピッツのライブチケットが現在1万円前後していることを思うと、だいぶ安くはあります。だいぶ安く済むことを妻に伝えたら、「安っす!」と目を剥きました。妻は最近、運命の推しに出会えたので、彼のために金を湯水のごとく注ぎ込んでいるので、コンサート関係の事情は私よりもだいぶ詳しいみたいです。

「チケット代というのは、基本的には会場代とかスタッフさん代とかなので、推しのもとにはお金がいかないの。推しに感謝したいなら、グッズをたくさん買いなさい」

「わかった」

「で、特典会って何するの」

「なんか1分くらいお話ができる」

「1分!!」

妻は仰天しました。彼女の推しは、10秒で5000円かかるみたいです。

「そんなに長いこと時間があっても、絶対持て余すわ。推しとはそんなに長いこと話せない」

そういって妻は笑いましたが、確かに、言ったとおりになりました。

祐香里さんにあって、サインカードにサインをかいてもらって、あとブログ用に写真を何枚かお願いしたんですけど、20秒ほど余っちゃいました。クセというか何というか、用事をさっさと済ませて、終わったら「どうも、ありがとうございました~」ってそそくさと帰ろうとしちゃったんですよね。でもそこは、場慣れした祐香里さん。「お忙しいのに~」とか「スピッツのブログが~」みたいなことを言ってくれたりして。時間いっぱいまでお話してくれました。

本当によくファンのことを見てるんですよね。私の前後にいた人とも、まるで旧知の仲みたいにめっちゃ会話が盛り上がっておりました。プロ意識が本当にすごい。まあ何度も通ってくれているファンだと思うので、ちゃんと旧知の仲だったのかもしれません。

この特典会カード、複数購入することができるんですけど、そりゃもう大量に購入されている方が沢山いて。厚みが遊戯王のデュエルデッキみたいになってる方もいました。たぶんメンバー全員分買っているのだと思います。すごい…。私は祐香里さんだけだったので待ち人数10人、10分くらいだったんですけど、他のメンバーさんのところも同じだけ並んでいたとしたら、16人いるので160分かかる計算になります。2時間越え。まじか。実際にはどれだけかかっているのか確認せず帰っちゃったんですけど、もしそのくらいかかるのだとしたら、並ぶ方も受け付けるほうも、こりゃあ大変です。特にステージであんなに全力でやっておいてからの、2時間を超えるサイン会。体力がすごい。疲れをもろともせずニコニコ対応できるあたり、一般人とは違う高性能エンジンを搭載した、特別なひとたちなのだということがわかります。


まあとにかく、これで当初の目的だった、ブログ用のいい感じの写真はゲットできました。ほくりくアイドル部をもっと盛り上げたいと思っているのは、なにも当事者たるメンバーだけではなく、ファンも同じです。この八百屋さんも微力ながら、普及に努めたいと思っております。祐香里さんが描く夢を一緒に眺めてみたいと思っています。いただいた写真をもとに、これからこの項目を見やすいように整備していきたいと思います。少しでも多くの人の目に留まるようにしていきたいですね。



言うまでもないことかもしれませんが、本日紹介できなかった子も、大活躍でした。藤沢くるみさん良かったですよね。しっかり存在感がありました。羽場朱里さんも良かったです。まりあんぬはめっちゃ綺麗な大人になっていて、ビックリしました。公演会を観に来たひとだけがわかる、彼女たちの魅力があるのです。

次の10周年記念の福井公演のチケットはすでに購入してありますので、またその際に活躍をブログにしたいと思います。面白いブログにできますよう、どうぞ活躍を魅せてくださいね!



コメント


〒910-0124 福井県福井市天池町34-43

TEL / 090-8261-9505

mail / yaoyatekuteku@gmail.com

・実店舗はございません。
・通販サイトにて福井の野菜を中心に販売。

© 2019 八百屋テクテク All rights reserved.

bottom of page