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「男爵いも」と「馬鈴薯」と「じゃがいも」の違いって?

  • 2021年4月22日
  • 読了時間: 3分

更新日:2月26日




アナタがお買い物にいくとします。

スーパーA店では「男爵いも」が売っていました。

スーパーB店では「馬鈴薯」が特売されています。

八百屋C店では「じゃがいも」が人気商品だそうです。

見たところ、どの店も同じ「じゃがいも」のようです。 異なるスーパーさんを利用なさっている方なら、こういう光景に出くわすことがあると思いますが、さて、はたして違いはあるのでしょうか……?

中身に関しては、実は、これらはすべて同じものです。 まったく同じものですが、表記だけ違う、ということが起こっているわけなのです。 そして、私的には「男爵いも」と表記した、スーパーA店さんを「意識高いな」と思います。 どういうことかと申しますと、「じゃがいも」も「馬鈴薯」も、ジャガイモという、大きなくくりの総称です。 江戸時代にジャカルタからやってきたイモということで、ジャガイモと呼ばれるようになりました。 馬鈴薯はジャガイモの中国名のようです。中国で馬鈴薯というと違うものを指すようですが、日本に名前だけ輸入され、現在の形になりました。

つまり、ジャガイモ=馬鈴薯です。

一方、男爵いもというのは、ジャガイモの品種の一つです。明治時代に、日本の川田龍吉男爵が持ち帰った種イモの品種のことを指します。

煮炊きにするとホクホクになる、ジャガイモの代表的品種です。

スーパーB店さんも八百屋C店さんも、馬鈴薯、じゃがいもと表記しているものは、この男爵いものはずです。慣例的に男爵いものことを、馬鈴薯、ばれいしょと表記しているからです。 でも、ジャガイモの品種は、男爵のほかに色々あります。ネットリ系のメークインなどは有名ですね。メークインもジャガイモのうちですが、男爵ではありません。


じゃがいもの品種としては、ほかにも、果肉が紫色の「シャドークイーン」などもあります。

コロッケにピッタリな「キタアカリ」

煮物向けの「とうや」

熟成して美味しい「インカのめざめ」

赤皮じゃがいもの「シェリー」

など、多種多様なじゃがいもがリリースされているのです。

つまり、男爵いもと表記しているスーパーA店さんは、

この多種多様なじゃがいもの品種を意識して、男爵いも、と表記していることがわかります。

スーパーA店さんは、男爵いものほかに、メークインなども品ぞろえしているはずです。

品種の違いを知ってもらえれば、その特性を生かして、より様々な料理を楽しむことができるというわけです。 じゃがいもと表記した隣でメークインやキタアカリを販売できませんからね。

どっちもジャガイモやんけ、ってなってしまいますから。

このように、現在の青果業界は品種にこだわりを持ちつつあります。 品種の違いが、美味しさの決定的な違いになることも少なくありません。

なので、その品種はどんな適性をもっているか、など、より細やかな売り出しが、スーパーさんなり、八百屋さんなりに求められつつあるというわけなのです。 ですので、より美味しいものを追い求めようとお考えの方は、

このように意識の高いお店を探してもらって、品種の違いを意識してみるのも、ひとつのテだと思います。





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