ほくりくアイドル部は復活の狼煙をあげた。



11月23日。

石川県野々市にてマルシェが開催されました。

そこで、ほくりくアイドル部によるミニライブが行われるということで、

福井より足を運んでみました。



私のライブ参戦履歴としましては、

スピッツ「醒めない」金沢歌劇座での講演が2016年、スピッツ3050の愛知日本ガイシホールが2017年がありまして、それを最後にライブ観戦にいけておりませんでした。


本当は2020年には、SPITZ JAMBOREE TOUR 2019- 2020 MIKKEが開催される予定で、福井公演も目前だったのですが、世界的な事情により延期となってしまい、未だにいけずにいます。



そういう状態の中で、ほくりくアイドル部のミニライブ開催です。

野外での、感染対策を施された、小さな規模のライブでした。



これが、とても感動しました。

カラカラに乾いた砂漠に、水がしみていくようでした。

ライブで飢えていた私のこころに、恵みの水を分け与えてくれるようでした。



いや、本当は曲というのは、そういうパワーを秘めているものなのでしょう。

でも、そのパワーをそのまま感じることは、とても難しいものです。

耳や目の中に入ってくるとき、記号化されて、情報として頭の中に入ってきます。

そこに込められたタマシイまでを感じるのは、とても難しいものです。



それを感じるための方法のひとつが、ライブです。

アーティストを目の前にして、彼らの唇から直接発せられた言葉が、私たちの耳に届く時、彼らのタマシイを感じることができるのです。

彼らの唇からでた言葉が質量をもって、ガーンと額に向かって飛んでくるんです。頭を殴られたような感覚があります。




スピッツの曲を聴いたのは、1996年のことでした。CD越しでした。ガーンとなりました。

それから、スピッツのライブにはじめて行ったのが、2014年のちいものツアーでした。彼らの音楽とはじめて出合ったときのような衝撃を感じることができました。

私はスピッツしかほとんど聴かないので、この衝撃はスピッツだけに備わっている特別なものなのだと思っていました。

実際、他のひとにはできない、何か特別なものが宿っていると思います。

なぜなら、スピッツの曲は、多くのひとを感動させているからです。

私がわざわざここで説明しなくても、多くのスピッツファンの皆さんは、私と同じ感覚を味わったことがあると思います。



この衝撃を、私はこの日、ほくりくアイドル部のパフォーマンスをみて感じました。

いや、スピッツの大規模なライブを比較の対象にするにはどうかとも思いますが、

私にとっては、彼ら彼女らのパフォーマンスによって元気をもらえるという点では、同じものでした。

カラカラに乾いた砂漠にしみる水のように、深く浸透していきました。

炎が消え去った暗い世界で、ちいさな炎が灯ったような気がしました。




実際、世界は今、停滞をしています。

停滞しているのは、経済活動だけではありません。

ライブパフォーマンスを楽しむということを奪われて、心が停滞しているんです。

そんな停滞していた時を動かしてくれたのは、ほくりくアイドル部のパフォーマンスでした。




「音楽でほくりくを元気に」をスローガンにしている、ほくりくアイドル部ですが、

彼女たちの元気なパフォーマンスを通じて、元気をもらえた方が多くいることでしょう。

暗く沈んでいた胸に、火が灯った方もいるのではないのでしょうか。




ほくりくアイドル部の今日のライブは、

小さな炎となって、狼煙となって、今も心の中で燃焼し続けています。

何か世界がいい方向に動いていくんじゃないか。

同時に、自分自身も、いい方向に動いていくんじゃないか。

そう感じさせてくれる、ミニライブでした。

みにいってよかったと思います。



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