産地:福井県福井市産
出荷時期(目安):秋
沖縄や、東南アジアなどで親しまれている野菜、青パパイヤ。
パパイヤといえば、黄色く熟した果物を想像しますが、こちらはれっきとした野菜です。
まっても追熟しませんし、甘くもなりません。残念。
とはいえ、野菜としてのポテンシャルは非常に高く、栄養価満点。ビタミンやミネラルを多く含んでいます。おまけに果肉に含まれる酵素は、現代人が摂取しすぎな脂質、糖質を分解してくれる、と、かゆいところに手が届く性能をしています。
さすが、長生きな沖縄県の野菜だけありますね。
沖縄以外では、主に愛知県で栽培されているほか、我が福井県でも栽培されています。
中は、こんな感じです。種などはなく、空洞になっています。
八百屋テクテクで扱っている青パパイヤは、他と比べて大きいサイズです。
写真のものは、1個1キロ以上あります。
皮をむいて使いますが、酵素がすごく、手がべとべとになります。
アレルギーをお持ちの方は、注意してください。
酵素は身体にいい効果をもたらしますが、ありすぎても苦くて食べにくいです。
沖縄での食べ方は、皮をむいた後、細かく(しりしり)して、水に10分ほどさらしてから、さっと茹でて使います。
青パパイヤ自体にはほとんど味がないので、味付けしてお召し上がりください。
コリコリした食感が美味しいですよ~!
★青パパイヤのしりしりサラダ。
しりしりした青パパイヤを茹でたものに、生のトマト、きゅうりを加え、スイートチリソースを中心にしたドレッシングで和えました。
南国風なので、スイートチリをセレクトしましたが、ドレッシングは和風でも洋風でもなんでも合いそうです。
一番簡単で、一番美味しい青パパイヤの使い方だと思います。
★青パパイヤとニンジンとブロッコリーのチャンプルー
炒め物としての青パパイヤは、調味料を吸ってくれる食材として重宝します。
炒め物として使う場合も、下処理として水にさらした後、さっと茹でましょう。
★青パパイヤと鶏肉の煮物。
実は大根みたいに使えます。
食感がかなりあるので、しっかり火を通しても、大根みたいにトロトロにはなってくれませんが…。
コリコリした野菜だと思って、食べてみてください。
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