みなさん紫式部を知っていますか。
そうですね。源氏物語の作者です。
子供の頃は、清少納言とごっちゃになって、受験勉強の頭痛の種になっていました。
紫式部は京都の人でしたが、
生涯に一度だけ、京を離れたことがあるそうです。
それが福井県の武生。今の越前市です。

越前市にある、紫式部公園です。
街の中にあるので、ちょっと見落としてしまうかもしれません。
でも中はとてもきれいなので、ぜひ見つけてみてくださいね。

藤の花もありました。
とても綺麗ですね。

人工物と自然が楽しめます。

越前市を流れる、日野川です。
農産物の生産がさかんで、きゅうり、なす、トマトなど、さまざまな野菜を育てています。
特にきゅうりを「緑しきぶ」、なすを「紫しきぶ」、トマトを「紅しきぶ」と命名し、特産化に取り組んでいます。
このように、越前市は町おこしとして、紫式部を推しています。
彼女自身は人生の大半を京都で過ごしたそうですが、
ここまで頼られると、悪い気はしていないでしょう。
来世で源氏物語の続きを書いていて、もしかすると越前市が舞台になっているかもしれませんね。
こういう取り組みすごく面白いので、今後も発見次第、紹介していきたいですね!