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福井県はなぜ交通マナーが悪いのか~本当は怖い福井県~

更新日:2023年2月23日



こんにちは。八百屋テクテクです。

今回は、福井はなぜ交通マナーが悪いのかについて、独断と偏見で語っていこうと思います。

独断と偏見、といいつつ、交通マナーが悪いという点については、ちゃんと根拠があります。福井はずっと人口当たりの交通死亡事故数がワースト上位常連ということは、福井県民なら周知の事実だと思います。また、最近はじまったJAFの調査にて、福井県民の交通マナーが他県と比べて悪いと思う人の割合が多い、とのアンケート結果が公表されていました。

一方で、福井県民というのは、真面目が取り柄の県民性を持っています。黙々と一生懸命に働くし、貯蓄率も持ち家率も高いです。こんな真面目な県民なのに、どうして、交通マナーが悪いのでしょう? これって、不思議に思いませんか?



私は一時期、愛知に住んでいたことがあるんですけど、愛知は学生が多いということもあってか、若いドライバーが多いんですよね。車高を低くしたり、タイヤをハの字にしたり、窓をスモークにしたり、マフラーを大きくしたり。とにかく、人より目立とうとする愛知県民の気質のためか、ハデハデな車に遭遇することが多かったように思います。そんなハデハデな車で、公道を我が物顔でかっとばし、あおり運転をし、無茶な追い越しや信号無視を繰り返す、暴走行為が多発していました。基幹道路沿いに住んでいる人は、怒号とクラクションを聴かない日がないのではないのでしょうか。

そんな修羅の国愛知よりも、さらに交通死亡事故が多い福井県。

いったい、どうしてなのでしょう?



こっからが、私の独断と偏見なのですが、福井のドライバーは「気が付きませんでした運転」をしているのです。

「気が付きませんでした運転」は私の造語なのですが、これは何かというと、例えば横断歩道を渡ろうとする歩行者がいたとしても、福井の車はたいてい止まりません。後で警察に呼び止められた時、決まってこう言うのです。「歩行者に気が付きませんでした」

例えば、福井のレストランに自家用車で来たとします。そこでゴハンを食べて帰ろうとしますが、お店の駐車場からは、なかなか出ることができません。直進する車が、道を頑なに譲ろうとしないからです。直進する車のドライバーは、じっと前方だけを見つめて視線を微動だにさせず、目も合わせてくれません。もしこの直進のドライバーに「どうして道を譲らなかったのですか?」と問うたとしたら、彼らはきっとこう答えるでしょう。「進入しようとしている車に気が付きませんでした」

救急車がサイレンを鳴らしながら交差点に進入しようとしている時も、交差点を右左折しようとする福井のドライバーは多いです。彼らはこう言うでしょう。「救急車のサイレンに気が付きませんでした」

速度超過で捕まれば「制限速度に気が付きませんでした」、一時不停止をすれば「止まれの標識に気が付きませんでした」、駐停車禁止区域で停車したことに注意を受けたら「駐停車禁止に気が付きませんでした」


ようは、福井の人というのは、ルールやマナーに配慮しなくちゃいけない場面に気が付かないことで、自分本位な運転をしがちなのです。もっといえば、気が付かないフリを意図的にすることで、自分本位な運転になってしまっているわけです。

「気が付きませんでした」を免罪符にして、好き勝手な運転をしている、というわけです。



これは、実に狡猾なやり方です。

例えば、あおり運転の結果、交通死亡事故を起こしたとしましょう。途端にマスコミが群がり、大バッシングをはじめるでしょう。でも、「気が付かなかった」結果の死亡事故だったとしたら、マスコミは必要以上に責めることができないでしょう。「気が付かなかった」としても、「気が付かないフリをしてた」としても。

日常に置き換えると、もっと理解できるかもしれません。「仕事サボっちゃいました~」っていうアルバイトには、私たちはもれなく怒りますけれど、「今日仕事だと気が付きませんでした」と言うアルバイトには、もしかしたら怒れないかもしれません。「あっ、今日仕事があるよ、って念を押さなかった、こっちにも落ち度があるなぁ」だなんて、思っちゃいますよね。一方、サボったバイトは、仕事だと認識していながら来なかったので、こちらに落ち度がなく、堂々と激怒できます。同じ結果でも、片方は怒られず、片方は怒られる。この差は何なのかというと、「気が付きませんでした」というわけです。



警察24時の交通機動隊なんかを見ていると、他県においては、交通違反で取り締まられた人は、こう言います。「俺やってねーし」「他にもルール守ってないヤツいるだろうが」「もっと殺人とか重大事件いっぱいあるだろ、俺じゃなくてそいつらを捕まえろ」と。彼らはその後すぐにこっぴどく警察に怒られるので、その中で自分の悪さを自覚し、反省する機会が与えらえます。その結果、「あの頃俺もワルだったけどさ、今は丸くなったわ」という、居酒屋に行けばどこにでもいるような、普通の大人になっていくわけです。

福井はどうでしょう? 交通違反で捕まったとしても、警察と揉める人は、ほとんどいないのではないのでしょうか。福井県民は真面目なので「気が付きませんでした。以後、気を付けます」とすぐに言います。こう言われては、警察はそれ以上何もいえません。人間、ミスや失敗は誰にでもあります。それを必要以上に責めるなんて、警察の権限を逸脱してしまいますから。

こうして、福井県民は、軽微な交通違反を反省する機会を与えられないまま、「気が付きませんでした運転」をし、軽微な出来事を見逃して、人をはねて殺してしまうというわけなのです。



これが、真面目な県民による、マナーの悪さのカラクリなのだと、私は独断と偏見で、思っています。





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