
お庭に塀を作ろうと思います。
北側にはなにも建物がなく、田畑が広がっているせいで、北風の影響をもろに受けていました。これでは植物が育ちにくいですね。
というわけで、塀をつくります。

直管パイプを打ち込んで、そこに柱を接続する方法でやってみました。
通常のフェンス施工は、束石とモルタルで土台を作るのですが、強い北風が直撃するのでより頑丈な構造にしたいということや、木の根っこなどがあり水平がとれないこと等により、埋め込み式かつ2層構造の塀にすることにしました。
今回も、そのスジに詳しい友人に手伝ってもらいました。どうもありがとう。

三角比により対角線の長さを出して、測量していきます。
45度の直角三角形の辺の比は、1:1:√2であることを利用しています。
知識としては知っていましたが、これを実践で使用する日がくるとは…
「数学の知識って将来なんの役にたつの?」っていう中学高校の生徒のみなさんには、ためしに自宅に塀とか小屋でも作ってみることをおすすめいたします。

組み立てる前に、支柱を塗っておきます。
この塗料はキシラデコール塗料です。防腐、防虫、防カビ効果があります。
とくに地面との接続部分は、組み立てた後には塗れないので、このタイミングで塗ります。

骨組みを組み立てました。
風を受ける面の後ろを、立方体が支えています。
これならびくともしませんね。頑丈です。

横板を張っていきます。
スキマはこの建材の幅と同じにしていきます。

どんどん張っていきます。

張り終えたら、ぬりぬりします。
上から下まで、しっかり間が同じになっています。
図面の段階で、ちゃんと測るのって、すんごく大事ですね。

ウェイ! 仕上がりました。
これからいくらでもお庭に植物が植えられます。
楽しみですね~!