どうも。八百屋テクテクです。
ちょっと小説を書いてみました。
題名は「風待くだもの店」です。
風待、これは梅の木の別名なんですけど、
この梅の木の神様的な存在である女性が、果物店の店員に扮し
そこへ訪れるひとたちに、梅を楽しんでもらい、
少しだけ幸せになってもらうという、幻想小説です。ファンタジーです。
梅っていうのは、ほかの果物とは違って、
そのまま食べられるものではありません。
梅干しや梅酒、梅ジュースなど、
長い熟成期間が必要なのです。
アナタが青梅を買ってから、
熟成させて楽しめるようになるまでの間、
ある程度の時間を要します。
この、アナタが梅と一緒に過ごすことになる時間に、
なにか特別なものを感じてもらいたくて
この小説を書いてみました。
福井梅には、もしかすると、
風待さんのような、美しい神様が宿っているかもしれません。
その神様は、梅を大事にしてくれたアナタに感謝し、
特別に美味しくしてくれることでしょう。
6月は、福井の梅である、剣先、紅映が登場します。
また新品種で完熟梅の福大夫、水平大夫も、わずかながらも登場します。
福井産の、香り高くて美味しい梅。
ぜひ、お買い求めくださいませ。

主人公の絵のモチーフがどこかのベーシストだったりします。