先日、農業に詳しい友人がお店に遊びに来てくれまして。
その友人にオープン当時から、お庭のアドバイスをしてもらっているんです。
いやぁ、ありがたいですね~!!
その友人が、うちのお庭にいるジェムコーンさんたちを見て、あ~、と息を漏らしました。

「これはもうダメみたいだね」
「えっ」
「ぼくたち、もう伸びたくありません、って言ってる」
一目みただけで、そこまでわかっちゃうものなんですね。
五月のはじめに夜が超寒い時がありまして。
その寒波で、ダメになった植物などが結構ありました。
特に関東方面では、深刻な被害がでたようです。
イネ科などは、もともと温暖な気候を好む植物なので、この寒波でダメージを受けてしまったのです。
「でも、5月が寒いのは普通だよ。だから普通はビニール張ったり、マルチ敷いたりして、作物を暖めてるんだから」
なるほど。
寒い時に外にほったらかしにすれば、風邪をひくのは当然ですよね。
この子は寒がりだったので、手厚く暖めてあげなければいけなかったんです。
そうやって、植物の生態を理解することが、植物を大切に育てる条件なのですね。
「これ、復活しないかな? どうしたらいいと思う?」
「うーん......新しいの買ってきて、また植えればいいんじゃないかな??」
無理ですか、そうですか……