
一緒に食べて、
効果倍増!?
野菜を組み合わせて一緒に食べると、栄養の効果が倍増します。
「ええっ! ホントぉ~!?!?」
だなんて、今更驚くひとって、そんなにいないと思います。
健康番組などで、さんざんやっていますからね。
栄養的に、何と何を組み合わせればいい、とか、
そういう細かいことまでは知らなくても、
なんとなく健康に良さそうだから、という理由で、
意識的に複数の野菜を掛け合わせて食べているひとは、結構多いのではないのでしょうか。
そして、それは正解です。
ビタミンエース、という考え方があります。
ビタミンエースとは、ビタミンA、ビタミンC、ビタミンEのことです。
それぞれが老化を防止し、美肌効果を高めてくれるのですが、
同時に摂取することで、お互いがお互いを助け合い、
効果が倍増するとされています。
ビタミンEの抗酸化作用に対して、ビタミンCがサポートに働く、
など、少しずつ役割が違うので、
一緒にとることによって、お互いの作業が噛み合うようになっているのです。
ビタミンAはほうれん草、カボチャ、ニンジンなど。
ビタミンCは野菜果物全般、
ビタミンEはナッツ類、アボカド、オリーブオイルに多く含まれています。
例えばスライスニンジンと千切りキャベツのオリーブオイルサラダは、
健康と美容にピッタリ、ということが、含まれている栄養的に言えると思います。
また、組み合わせで効果を発揮するのは、
何も野菜のみに限ったことではありません。
例えば、葉酸とビタミンB12の関係。
葉酸は、ブロッコリーなどの野菜に多く含まれています。
名前の通り、植物の葉の部分に含まれている栄養素なのです。
その働きは、主にお肉に含まれるビタミンB12と一緒に血液を作ることです。
お肉と野菜をバランスよくとっているうちは、
この二つがバランスよく機能しているのですが、
このうち野菜が不足すると、葉酸のサポートが不足し、
血液の製作が追い付かず、貧血を起こしたりしちゃいます。
このように、野菜だけではなく、肉や魚など、
ほかの食材ともバランスを取りながら食べていくことが、
栄養の効果を最大限にするうえで重要になってくるわけなのです。
ビタミン、ミネラルだけじゃない!
新しい栄養素、その名も