
筋肉の形成を支えるのは、
バランスのいい食事
もう少し、筋肉に関することをお話します。
糖質や脂質は、生きていく上でとても重要な栄養素です。
当然、身体の中に貯蔵庫があります。脂肪のことですね。
一方、タンパク質は、身体の中に貯蔵庫がありません。
使われなかった分は、すべて身体の外に排出されてしまいます。
なので、運動して筋肉をつけたい場合は、
筋肉の材料になるタンパク質を必ず
身体の中に入れてあげなければなりません。
筋肉をつけたい、増やしたい、と考えている方は、
まず、タンパク質の摂取を意識してくださいね。
では、糖質や脂質をなくして、タンパク質だけとればいいか、
といえば、決してそのようなことはありません。
確かに、とりすぎている部分は制限したほうがいいのですが、
全くなくしてしまえばいいということではありません。
筋肉は使えば疲労します。
この疲労を回復し、代謝を促すにはビタミンが必要です。
糖質や脂質は、筋肉を動かすのはもちろん、
身体の機能を維持したりするのに必要です。
また脂質は、ビタミンを吸収しやすくしてくれます。
このように、栄養素はお互いに複雑に作用しあっており、
何かが欠けても、効率を落としてしまいます。
自分に足りないのは、どの栄養素なのか。
とりすぎている栄養素は何なのか。これを正しく認識しましょう。
正しい食事と運動。
これがダイエットの基本にして、唯一の方法です。